2009年3月24日火曜日

Arequipa からPunoへ

今回の旅行の準備の中で、頭に浮かぶ未知なる不安はいろいろあった。 その中でも今日の走行区間は、あまり気の進まない部分と考えていた。 なんと言っても、地図で眺める限り5800M級の山々の間を走ることになるからである。 しかし、またもや取り越し苦労であった。 2300MのArequipaから1500Mぐらい上った所が台形のような形をしており、何と3500-4200Mの超高原地帯を大平原のようにかなりの直線距離で走れたのだ。  一番高いところで4820Mあった。 運転中は感じないが、外に出て写真などのために歩くと若干息が苦しくなるぐらい。 話に聞いていた高山病らしき病状はなし。 車で徐々に這い上がって来た性であろうか。 その台形の中をアルパカやビクーニャ、羊と言った家畜が広々とした高原地帯に放牧されている風景を見ながら330km走る。 途中、Yuraという小さな村で温泉に浸かった。 この温泉は、目に良いのだと。 村人が4つの共同湯船に15人ぐらい。 突然のサムライの登場で、一瞬彼らの和やかな会話が途絶えたのをシッカリと感知。 5分も発たない内にすっかり打ち解ける。  しかし、ぬるい湯であった。 水泳パンツ(メチャデカ)借り賃込み、180円。 この村の温泉に日本人が訪れることは、今世紀は、もうないであろう。 昼食に寄った食堂が El Imperial. 海抜4200Mと行きつけらしいトラックの運ちゃんが教えてくれた。 富士山より500M高いところで取った食事は、絶品のスープ2人前、虹鱒1人前(おおぶりが3尾)を頼んだが珍しく助手が 食べきれず。 コーラ含め合計480円の散財。 Peru人はスープを本当に良く飲む。また彼らの大食いには呆れるばかり。  仕事のようにチャッチャカ、チャッチャカ、口に放り込む。 従って、体系もずんぐり、むっくり。 夢にまで見た、チチカカ湖を前に興奮気味。  明日は、いよいよ湖畔めぐりとなる。