2009年4月1日水曜日

Campo Grande - Lins

BRの平らで肥沃な土地は本当に恵まれ過ぎているのではないかと思うほど。 どこまでも続くこの緑の海原も又素晴らしい景観である。 ChileやPeruの砂漠地帯の人々が見たら圧倒されるに違いない。
昨夜から一杯やりながら、久枝氏の熱っぽい自然農業に賭ける彼の壮大なProjectを聞きながら、誠に心地よい時間を過ごした。 出発前、会社訪問。 空中の窒素を土中に取り込む豆科の草の巨大な在庫を見せて貰う。 かれのProjectの象徴である。  今朝は、彼の農場で取れた、無農薬の野菜、鶏卵、自家製餃子を腹にCampo Grandeを後に。  Lins着19時。 Hotel Cristal.  助手は、もうカメラも手にしていない。

Pantanal縦走

CorumbaでBRでの一夜を明かし、昨夜閉まっていたBolivia側入国事務所と税関に後戻り。 税関に着くなり「今忙しいので30分後に来てくれ」と。 国境の町、Arroyo Concepcionを30分ぶらぶらするも、出国の手続きは終了し、税関での車の出国手続きのみの身の上。 ここでフラフラしていて警官にでも問われるとヤバイと几帳面な性格が頭をもたげ、税関のところで張り付いていた。 しばらくして税関の職員、車の書類に目を通し、車を遠くから確認。 一言OKと。 「今度来るときはスイカを持って来てくれ」と意味不明な言葉を残し事務所に消えた。 当たり前だが、BR通貨Realが自由に使え、ガソリンスタンドがあちこちにあって、人の愛想が抜群に良い、道路標識が確実な情報をくれる、ガソリンを入れても最後は、ちゃんとふたを閉めて呉れる、そんな環境がやたらとうれしい。 40度近いCorumbaからは、Pantanalの縦走。 湿地帯の上をかなりの土盛りした感じの道路をしたすら走る。 途中、牛追いの大群に会う。 Pantanalの上部を目指し移動しているらしい。 道路は、完全ストップ。 糞だらけ。歩きながら良く糞を出せるものといたく感心して見ていた。 一年を通して移動しているらしい。 Campo Grande手前、50-60kmに展開する農場が素晴らしくきれいで、まるでGolf場のよう。 緑が眩い。 盛和塾の仲間、久枝氏に連絡自宅に泊めてもらう。 商売の一部、日本食レストランから取り寄せた寿司、お刺身、川魚のトライラなどで歓待して頂く。  痛飲し、そのままベットへ。