2009年3月21日土曜日

Peru警察のこと

Limaを朝離れ南下開始。 基幹道路専門の警察がいたるところで
検問しており、当方もPeruだけで恐らく10回以上は、止められている。今では、ほとんど彼らとのやり取りが旅の楽しみの一部となってしまった。 当方の意に反し、一年間の車両保険に加入させれれてからは、さらにこちらの応対にも余裕が出て来たため、尚更強気。 保険に入ってからというもの、誰もその件を取り沙汰してくれないのが淋しい。 Limaの出掛けに、後部についていたパトカーから停止を求められた。一見中堅といった警官で「Peruでは外部から見えない色のガラスの使用は、特別な許可がいる。 その許可証を見せろ」と。 当方、そのような認識なく国境でもPeru側の人から何も指摘なかったし、まず、国境で説明すべき、と。 相手側も譲る気配見せず、車没収となるがどうする、と聞かれる。 当方、開き直って、「どうするも、こうするも(こんな風にスペイン語で表現できたか?)Peruの法律に従うしかないだろう」と。 朝のラッシュ時、彼らがこの車をどうやって持って行こうと言うのか。 意外なJapponesの開き直りに、多少のお小遣いをせびって無罪放免を考えていたであろうLima警察のお二人、イマイマしそうに舌打ちして、行ってよろしい、と全てのDucumentsを返して呉れた。 権威主義的なところあるが、しかし、中にはまじな人も勿論いる。 料金所には、必ず検問の警官が数人張り付いている。 今夜は、ナスカを通り過ぎ、名も知らぬSan Juanという街に着いた。 ただ地図を眺めて指差しただけの理由。  意に反し、地の果てのような場所。 風がむちゃくちゃ強く、砂嵐の中着いた。 近づく街を遠くから眺め、来るんじゃなかったと。 助手からまた一言余計な事を言われそう。

砂漠の顔

Limaに戻って来た。 Lima以北は比較的直線的な道路の連続で非常に運転が楽。 その分、砂漠の景色を堪能する余裕が出る。 良く観察すると、砂漠ににもいろいろな顔がある。 向こうに見える一面の砂地でも色が微妙に変化している。 それが山全体をいろいろなトーンの砂地でカバーしている。しかも、こちらがハイスピードで動いているため、その変化する風景に息を呑む場面もある。 いちいち車を止めて、しっかりした写真撮りたいが、いざとなるとめんどくさい。 助手はといえば、猫みたいに一日中寝ているのであまり期待できない。 結論的に、かなりの長時間砂漠の風景に接していても、全く飽きが来ない。 途中の小さな海岸沿いの村、Huarmeyで昼食。Peruは結構スープを好んで飲む。 味付けは全体にうす味。 第一、塩があまりテーブルにない。  塩を頼むと、ボーイが小皿に入れて適量をスプーンをつけて持ってくる。  従って、時間も掛かる。 野菜サラダを頼んでは、塩を別途頼む。 スープは、どれを頼んでも美味しくボリュームたっぷり。 夜はこのホテルNew Corpac Hotelが経営する富士へ。 久しぶりの刺身定食にてんぷら定食。 ヤッパリ味噌汁が薄味。 ちょっと、物足りない。 しかし、大満足。 4800円。