2009年3月7日土曜日

地方都市の良さ

チリとの国境の町Tacnaを出て、県庁所在地のArequipaを避け、さらに100km南の海岸沿いの町、Cmanaに着いた。 途中、BR人ライダー4人組と会う。 マシンは勿論ハーレー。 クスコまで北上すると言う。 もう一人、ランドローバーで一人旅のBR人とも会う。 行き先を尋ねられ得意げに「出来ればEquadorまで」と言うと、当のBR人「自分は、アラスカへ行く」と。 とたんに尊敬の念で一杯になる。 何と、6ヶ月かけてUSA,カナダを回るのだと。 もう自分の40日などナンデモナイ、と急に強気になる。 相変わらずの不毛の景色なるも、チリのそれはいかにも何か鉱物資源に満ち満ちた感じだが、ペルーは見るからに石ころだらけという感じ。 考えて見れば、我々緑が当たり前と思っている環境がむしろ地球規模では少ないのではと考える。 あ日間かこのような景色ばかりを見て、久しぶりに山間の緑の空間を見つけるとやたらと懐かしさ、安らかさで一杯になる。 ここ、Camanaは、小さな町ながら、地方都市独特の雰囲気、人情味あふれる。 おそらく、一生ここに来る機会は生涯ないと思うと、また違う愛着を感じる。