2009年3月7日土曜日

地方都市の良さ

チリとの国境の町Tacnaを出て、県庁所在地のArequipaを避け、さらに100km南の海岸沿いの町、Cmanaに着いた。 途中、BR人ライダー4人組と会う。 マシンは勿論ハーレー。 クスコまで北上すると言う。 もう一人、ランドローバーで一人旅のBR人とも会う。 行き先を尋ねられ得意げに「出来ればEquadorまで」と言うと、当のBR人「自分は、アラスカへ行く」と。 とたんに尊敬の念で一杯になる。 何と、6ヶ月かけてUSA,カナダを回るのだと。 もう自分の40日などナンデモナイ、と急に強気になる。 相変わらずの不毛の景色なるも、チリのそれはいかにも何か鉱物資源に満ち満ちた感じだが、ペルーは見るからに石ころだらけという感じ。 考えて見れば、我々緑が当たり前と思っている環境がむしろ地球規模では少ないのではと考える。 あ日間かこのような景色ばかりを見て、久しぶりに山間の緑の空間を見つけるとやたらと懐かしさ、安らかさで一杯になる。 ここ、Camanaは、小さな町ながら、地方都市独特の雰囲気、人情味あふれる。 おそらく、一生ここに来る機会は生涯ないと思うと、また違う愛着を感じる。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

NHKをつけたら、丁度ペルー特集をやってました。小生はFURIMORI-SANが大統領になる前に水産やブロイラーの仕事で良くペルーへ行きましたが、当時はテロ・治安が悪く、そういう雰囲気がありましたが、最近はいかがですか? FUJIMORIさんはどうなってますか? そしてインカの遺跡は? ペルーまで行って、「まさか」マチュピチュへ行かない? 走行距離も半分に近づいたところで、そろそろ「予定を変更してマチュピチュへ寄ってみる事にした・・・」、こういう一言を待っているのですが・・・・。

板垣 勝秀 さんのコメント...

Peruの税関史が私のパスポートを見て、片言の日本語を乱発し、どこで日本語を覚えたのか聞くと、大統領が日本人だったからと。今どうしているのか尋ねると、手で首を掻っ切る仕草。 続いて例の手でモノを盗むジェスチャーをしていた。 街では「Keiko Fuerza」の看板を良く見かける。チリでペルーの治安の悪さを散々言われて来た。我々BRに長いとこれが唯一メリットか、それほどの怖さはない。Peruに入って気が付いたことは、品格というのか規律というのかこれらの点ではチリが上です。