2009年3月31日火曜日

BR仮入国

いろいろ思案してもルート選定が決定出来ないまま、Puerto Suarezの予定コースを選んで、Snata Cruzを出発した。 やはり気になる雨による道路の中断。 出発後1時間半して雨が降り始める。 余程、遠距離ルートに変更引き返そうと考えたが、続行した。 運良く天気も回復。
しかし、これが国道と思わせるような150km地点。 ぬかるみと水溜り。 一箇所、車を降りてトライするかどうかかなり深刻に考えた地点もあった。 4輪駆動でなければ引き返すところであった。 Tres Cruzes
手前で4回目のパンク。 San Jose de Chiquitosの修理屋行ってホイールも使え無くなるほどのダメージでタイヤも修理不能と。  実はサンパウロ出発前、K氏がタイヤの予備(スペアーの他)の持参をしつこく進められ持参したのだが、常に邪魔と後悔していたものだが、今回ほど彼に感謝せねばならない事はない。 本当に助かったの一言。 しかし、 San Jose de Chiquitoからは、開通したばかりの、素晴らしい舗装道路が完成しており、ほとんど対抗車もない280kmは景色も堪能出来、結局12時間で着いた。 Santa CruzからPueroto Suareszまで、半分以上が素晴らしい舗装道路が完成していること、どうして誰も知らないのか、不思議である。 国境のQuijarroに夜20時半到着。Bolivia 側の入国管理事務所と税関が閉まっており、暗い事務所で若い男が「明日8時に開くので明日来るように」と。 今夜中にBRに渡る思いで走って来た者にとっては、とても冷たい仕打ち。「入管や税関は24時間ではないのか」と当方。 すると、携帯を見ながら応対していたくだんの若者こちらをキッと見据えて「アシタの8時!」と。 こんなど田舎で寝られるかと、直ぐそばのBR側の立派な建物の税関と警察に相談すると、「Corunbaへ行ってよろしい」と。 続いて、「そして、明日ここへ出直してBolivia側の手続きを済ませたら良い」と、何とも頼もしいお達しであらしゃる。 そんな訳で現在仮入国の身でCervaja SkolとPintadoを食し、「やっぱり、ブラジルはエー」と助手。 当方ももちろん納得。  Bolivia最後を飾り無事を祝すかのような大きな虹に出会う。

1 件のコメント:

o.kazuaki さんのコメント...

無事に、予定通りのブラジルご帰国ご苦労様。毎日の旅行記とても楽しく読ませていただきました。タイヤの予備が役立ってよかったですね。私の一人旅のときは取り越し苦労に終わりましたが、もしもう一度旅行のチャンスがあったら、やはり、タイヤだけはもって行くつもりです。大束